


木材は軽くて比強度が最も高い建築材料と言われています。
四季がある日本で育った木は、四季がある日本の気候に適している為、快適な環境を生み出す事ができます。
木の一番の成長期は50年と言われていますが、私たちは一番強度の強い成長期を終えた80年〜100年以上の木を使用し、木の中でも水に強く木が反りにくい赤みがある木材を選んでいます。
また伐採時期にも注意を測り、虫がつきにくく腐食しにくい10月〜2月頃の木を使用しています。
木造住宅は一見、火災に弱いように思いますが、非常に高い熱にさらされると強度を失ってしまう鉄に対して木は優位性をもっています。
断面積の大きな太い木材の場合、火災にあっても表面が炭のようになり(炭化)芯の部分は守られます。
木材に触れる事で気持ちのいい手触り感から脳が活性化され、血液が安定し心身をリラックスさせ、「落ち着く」「なごむ」などの安らぎの効果を与えてくれます。
「化学物質過敏性」や「シックハウス症候群」「ぜんそく」「慢性鼻炎」などアレルギー反応から起こるこれらの病気の原因となる有害物質による発生は木材にはほとんどなく、喘息やアトピーなどの原因となるダニの繁殖をも抑え、健康被害を防ぐ事ができます。
また、転倒時の衝撃も少ないため、お年寄りや赤ちゃんに優しい住宅となっています。
水は蒸発するまえに木に染み込むので、ビニールクロスのようなジトジトとした感触にはなりません。
湿気がついても木は湿気を吸ったり、吐いたり、呼吸をし、これが換気の力になり、カビを防ぎ爽やかな空間を作り身体に良い快適な調節します。
木材は熱伝導率が低く、木に触れた時に冷たさを感じず断熱・保温効果があり、冷暖房の効きが早いと言われています。
冬の乾燥した時には吸収した水分を空気中へ戻すので、湿度が高い方が冬は暖かく感じ、湿度が低い夏ほど、涼しく感じる事が出来ます。
また、木材は優しい光を与えてくれます。紫外線を吸収して、反射する効果があり、目に優しい明るい空間を作り、日中は自然の光で過ごす事ができます。
木材は音を適度に吸収して、心地よく感じる音に調節してくれるので、遊びざかりのお子様がいる家庭でも安心して生活する事が出来ます。